週間DK・11/13/15

訳者挨拶:発売記念パーティでマットさんに「毎回コミュニティアップデート和訳してるんだよー」とDK御大に紹介された以上がっつりしっかり今後も頑張ります!!(ってか、パリ大丈夫なんかい…)

元記事

Legacy of the Voidがローンチされました!ゲームの発売とBlizzConでの様々な議題と、話すべき事は沢山あるので、早速はじめましょう!
 
ラダー改修・リーグ比率
来年のラダー改修に向け現在僕らが考えている大体の方向性、おいおいの目的、そして多くの詳細についてはお話してきました。まだ多くの詳細については(特に実装する側からの)答えは出ていませんし、今すぐ利用できるような仕様にはなりませんが、内輪での会話が始まると同時にみなさんとも議論を交わしたいと思っています。そうすれば、僕らがこの仕様に取りかかり始める時に既に僕らが考えている事の詳細についての情報をみんなで共有できると思っています。出来るだけ早くから詳細に対する議論にみんなが参加する事により、可能な限りでの最高のデザインを成し遂げられると信じています。

現在の全体像をまだ知らない人は、是非マルチプレイヤーパネルでのラダー改修に関するトークを読んで、ここから先の話について行けるようにしてください。パネルで言った通り、僕らが話した事は何一つ100%確定しているわけではありませんし、それらの議題についても論議したり解決策を模索したりする事は可能です。是非みんなの意見を僕らに教えてください。

今週はリーグ毎の比率についてお話したいと思います。これが僕らの目標と、現在やろうと考えている事です:

グランドマスターリーグ
ここでの目的は「プロレベル」のプレイヤーのみをこのリーグに入れる事です。「プロレベル」と言えど、プロのみが在籍できないと言うわけではありませんが、プロと同等のレベルで戦えるプレイヤーがGMのポートレート枠に象徴されるべきだと思っています。現在の200人と言う数字はこのリーグに対しては良い数字だと思い、ラダー改修でもこの数字を改変する必要は無いと見ています。とは言えど、みんなの意見は是非聞いてみたいと思います(特にプロレベルに達しているのに、ラダーでのTOP200に入れない人を良く見受けるなら特に)。

マスターリーグ
ここでの目的は最高レベルのプレイヤーを象徴する事です。ここでは出来るだけ多くのプレイヤーを所属させたいと思ってますが、同時にマスターになると言う意味や価値を損ねたくはありません。

その発言に対する意味はこんな感じです:
以前、ここでの比率を2%から8~9%と、色々模索してきました。8~9%だった時はみんなの「誰でもマスターになれ、マスターになると言う事への意味や価値が著しく減った」との意見には確かに賛同していました。逆に、この数値が4~5%だった時は、プロレベルにあと一歩及ばない最高レベルのプレイヤーがマスターになっていたと感じました。2%だった時でも、マスターリーグは同様に重宝された位だったと思います。更に考慮すべきは、どんなラダーシステムであっても最高峰の一番上と、最下層の一番下ではかなり大きなスキル差があると言う事で、僕らとしてはマスターリーグに所属すると言う事はその人が典型的なダイヤプレイヤーに比べどれだけ優れているかを証明したいのです。

よって、現在僕らは3~4%が最適な数値だと考えています。これによりマスターリーグは名誉ある位置であり、セミプロのプレイヤーの象徴になり、トップ4%のスキル差は典型的なダイヤプレイヤーと比べると明らかに上だと証明できます。

ダイヤ・プラチナ・ゴールド・シルバーリーグ
パネルで触れた通り、これらのリーグがプレイヤーの大多数が所属する所です。最高峰の一番上や最下層の一番下とくらべても、各リーグ内でのスキル差はかなり小さくなってます。現状の考えとしては各リーグを均等に分割し、プレイヤーがランクを登る事が出来るだけスキルに的確に反映するようにしたいと思っています。現状のパーセンテージによる表示の問題点としては、ゴールドリーグがその他のリーグと比べ格段に大きいので、このシステムを登るにつれ自分がどれほどプレイヤーとして上達したのかを測るのにはかなり紛らわしいかもしれません。

ブロンズリーグ
ラダーの最高峰と同じで、最下層のスキル差はかなり大きくなっています。マスターが典型的なダイヤプレイヤーに対しての有意義な差を明確にしたいのと同時に、ブロンズにも似たような考えがあります。よって、ブロンズの人数をマスターと同等にし、このスキル差を的確に表現したいと思っています。

ここで選択肢としては他のゲームの真似をして、ブロンズにとどまる事は悪い思いを与えるのでゲーム数さえこなせばいつかはブロンズから抜け出せるようにする事も可能です。ただし、これはStarCraft IIにおいては正しい選択肢ではないと感じています。他のゲームは確かにそのような骨折り作業を最下層に置くことが有意義になる事もありますが、僕らはそれはStarCraft IIの信念に反すると強く思っています。それと、トレーニングモードなどで真剣に練習した人は実際にゲームが上手くなりブロンズから抜け出せるはずだと思っています。これがStarCraft IIのランクプレイ体験の真髄であるべきだと僕らは信じているので、ラダーシステムもプレイヤーにシステムを通しどれ程成長したか実際に見せられるべきだと思っています。

まとめると、このような形になります:
GM:上位200人
マスター:4%
ダイヤ:23%
プラチナ:23%
ゴールド:23%
シルバー:23%
ブロンズ:4%

あと、僕らが自ら問いかける質問を一つみんなにも聞きたいと思います。グランドマスター・マスターと呼ばずに、この最高峰のリーグを単純にプロ・セミプロと呼んだ方がいいのか?この変更に賛同する意見としては、GM・マスターがSC2界での最高峰プレイヤーの一人であると言う幻想的な意味を明確に伝えない事に対し、プロ・セミプロならStarCraft界でも多用される単語であり、意味も威厳も明確になっている事があります。変更に反対する意見としては、GM・マスターをあまりにも長く使い続けているので、プレイヤーはそれに既に慣れていて、既にGM=プロレベル、との相関性が既にあると言う事があります。これに対する良い答を僕らはまだ導き出せていませんし、このように長年なっていた事なので本当に必要だと言う強い理由がなければ、絶対に変える事はないでしょう。ただ、これに対してもみんなの意見を聞いてみたいと思ったまでです。

 

LotVのローンチとバランス
まだバランスの話をするには早急すぎると思いますが、プロプレイヤー及びコミュニティの意見を参考に、内部で監視するべき事項のリストにいくつかの案件を追加した事をご報告します。これからの数週間については、問題は起こった後に議論する事にしたいと思っています。

 

まとめ
HotSの終焉及びLotSの開始はとても上手く行きました。それはみんなも指摘してくれました。ここで色々な事を言いたいのですが、数点だけあげさせて頂きます。

  • 僕らはLotVβを配信し、β期間中とても役立ってくれた方々と現実で出会い接する事が出来たのはとても素晴らしいと思えました。たとえばneuro, lowko, livibee, htomario, kaitlyn, winter, Rifkin, Zombiegrubの各氏。来年もまたお会い出来る事を楽しみにしています~!
  • 決勝戦の$o$対Lifeはあまりにも素晴らしかった。このように絶え間なく続く様々な行動、ゲーム毎のビルドオーダーや戦略の多様化こそが僕らがLotVでも起こって欲しいと思っている事そのものなのです。
  • TakeTVもとても長い専属イベントを運営してくれてお疲れ様、そしておめでとう!
  • LotVローンチ直後から配信しだしてくれた多くのみんな、全員に感謝しています!色々なプレイヤーや実況者、タレント、はたまたは他のゲームの配信者までがネット上でのプレイ体験を披露してくれるのを見る事がすごく楽しかったです。
  • NaDaと彼の奥様が幸せになるよう祈ってます。
  • 現在僕らのチームの多くは実際にLotVを遊んでいる人数をモニタリングし、最高峰にある他のBlizzardゲームに比べても遜色ない高い数値を見れた事をとても凄く思い、喜んでいます。
  • LotVをここまで素晴らしいゲームにするべく努力を惜しまなかった全ての人におめでとう!StarCraft IIにとって最高の勝利は、コミュニティの全員と一緒に緻密なコラボレーションが出来た事だと本当に信じています。

全体的に見て、BlizzConと言いゲームのローンチといい、あまりにも多くの事が起こった一週間だったので、全ての人に個別でありがとうを伝えられない包帯です。でも、ローンチ前にLotVを最高の状態にすべく働いたすべての人に「おめでとう」と言いたいと思います。そしてこれから先も共に働き続けましょう。どうもありがとうございました。

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