【過去ログ】週刊DK・7/31/15

元記事

今週の僕らは主に何個かの具体的な課題に焦点をあて、会議や談義、プレイテストやアイディアの作成など色々やってみた。

ワープゲートの変更

先週のプロトスのアップデートではWGについて考えていた様々な変更の可能性について話した。これに関しては多種多様な変更を試してみて、僕らが現在行き着いた所はこれだ:

  • WGがパイロン力の範囲内に設立してあるPylonへのユニットのワープインの所要時間は2秒
    • 防御時においての強化。
  • WGが「隣接」していないPylonへのユニットのワープインの所要時間は16秒
    • 攻撃時においての大きめの弱体。
  • Warp Prismのパワーフィールドは2秒で設立。
    • プレイヤーはWarp Prismまでテックを上げないと攻撃的ワープインが事実上出来ない
    • Warp Prismのワープイン半径はPylonに比べて小さいため、プレイヤーが攻撃的ワープインで効果的に使えるだけの軍勢を集めるのに数基必要になる(そしてこれは以前より攻撃的ワープインが強力になっている事で補われている)

これについて色々なデザインを試してみた結果、似たような結論に達したのだが、このデザインがルール追加においては一番簡潔であると感じた。序盤の攻撃的ワープインの脅威を減らすと同時に、僕らは防御に使う場合とWarp Prismを使う場合のワープインを強化したかった。あと、僕らはWarp Prismがより強力になるのは大丈夫だと感じた。それはその強さを実感するためには、プレイヤーがそのテックに専心しなければいけないからだ。

Disruptor

βの現行バージョンにおいてもこのユニットが良いとは言えない事はまだ僕らも同意している。無敵時間が長すぎてマイクロ操作の面白みが欠け、カッコいい相互影響の可能性を潰しているからだ。それを念頭に色々なコミュニティの意見を取り入れようとこれの改善に集中しているのと同時に、僕らのアイディアもみんなの意見で色々と枝分かれしてきた。来週のアップデートではもう少しマシなDisruptorに関する報告ができると思うが、現状ではまだ様々なバージョンのプレイテストが終わっておらず、結論にまだ達していないのだ。

1v1においてのAltコントロールグループ

プレイヤーの何人かが1v1において新しくAltのコントロールグループを追加してほしいと願ってる事に気がついた。そこで、混乱を解消するべく、みんなに知っておいて欲しいのは、これはアーコンモード専用の機能でなく、StarCraft 2のどのモードでも利用できるという事だ!

マクロの操作性

マクロの操作性は以前コミュニティが熱心に議論を交わす課題の一つであると認識している。僕らの主な目的はより戦闘中のアクションやマイクロ操作を双方で増やし、何もしない時間を減らすなどで、LotVをプレイする事を今よりは難しくなった。よって、僕らは逆により簡単にできる所が無いか模索してきた。これについては管理が難しいがあまり表立って気づきにくい所を探している。例えば、プレイヤーがlarvaにinjectする場合、とある試合で自分がどの程度できているのか見るのは何かと言って困難である。さらに、相手側のプレイヤーもこちらがどの程度できているのかの区別がほぼついてないと言っていいだろう。eスポーツの試合になると、これは観戦者ですらあまり理解できない事である。マクロの操作性は難しい事であり、なおかつそれをどれだけ上手くこなしているかは他人にあまり気づかれない事なので、僕らはそれを抹消するか、重要性を下げるすべがないか模索している。

これについては、現状で2つの可能性を考えている。

オプション1:

  • Spawn larvaはデフォルトで自動発動するが、Larvaは3匹しか生まれない
  • Muleの効率を約20%カット
  • Chrono boostのコストを50に引き上げ、効率を倍より低めくらいに増加

これについての考え方は、効率が全体的に弱体される事により、これらの操作を常時きっちりと行う事がそれほど重要でもなくなる事だ。

オプション2:

  • Chrono boostを排除
  • Muleを排除
  • Spawn larvaはデフォルトで自動発動し、Larvaは2匹しか生まれない

これについての考え方はこの追加クリックを完全に排除する事により戦略性や判断力を少し失う事になるが、それでも良いかどうか問う事。このバージョンだと簡潔で、プレイヤーが余分なクリックをせずに済むのだ。

ただし、これらのバージョンはいずれも最終稿ではなく、この課題に対してはまだ2つの方向の可能性だけである事を頭の片隅で認識しておいて欲しい。

感謝!
最後に、今週僕らが感謝したいのは巷で行われている各種アーコンモードの大会と、MSI 2015 WSL大会だ。

RedBullのアーコン大会(特に先週のTvTシリーズ)で、みんなが興奮するのを見ていた。BaseTrade TVでもカッコイイ瞬間がいくつもあり、僕らにとって特に印象的だったのが韓国人のチームが外人チームの新しいテラン戦略に負けてしまった後、次のシリーズで別のザーグチームがそのテランの戦略にRavagerを用いたカウンターを用意した事だ。実際に革新的なチームが「HotSにおいてよりスキルが高い」チームより良い成績が残せたのはかなりカッコ良かった。

HotSではMSI 2015 WSLの序盤戦がかなり楽しめた。これらの試合は昨今においては最高峰のスキルのゲームであったとは言いづらいが、よりカジュアルで違った雰囲気の環境が気分転換としてはちょうど良く、観戦するのにとても楽しい試合であった。最後に新しく楽しい事に挑戦したHungryapp TVにも感謝の意を伝えたい。

おわりに、いつもながらLotVに関する絶え間ない意見の数々にとても感謝している。これらの変更についてもみんなはどう思ってるか教えて欲しい。僕らは君たちの意見を聞く事に期待してるよ!

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